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エムズパットと他の翻訳会社との違い

一般の翻訳会社は、概ね「高品質」・「ネイティブチェック」・「低料金」をうたい文句または売りにしているようです。しかし、エムズパットは以下のように考えます。

 文法的な正しさが確保されていて訳抜けがない等の当たり前のことや、原文に対して単に「忠実」な翻訳であることが「高品質」な特許翻訳でしょうか。一般の翻訳会社に依頼すると、原文に忠実すぎて権利範囲を狭めていたり、よく分からない(理解不能な)英文になっていたりするケースが大変多いのが現状です。複数人によるチェックを工程に入れている翻訳会社でもあまり変わりありません。
 また、日本語の特許文章では、主語(例えば、制御や動作の主体を表す言葉)がなかったり、受動態がかなり多く使われたりしますが、原文に忠実であることを優先するからでしょうか、あるいは翻訳者やチェッカーが主語を判断できないからでしょうか、英文も受動態ばかりで、無駄に長く、読み難い翻訳がなされている場合が多々見受けられます。

 この点、エムズパットは、原文に忠実であることが必ずしも高品質であるとは考えておらず、むしろ原文に権利範囲を狭めるような表現が使われている場合はこれを広い(適切な)表現の英文に翻訳したり、原文にて分かりにくい記載を分かり易い英文に翻訳したり、原文にて抜けている主語を補って能動態で翻訳したり、原文にて記載が不足している場合(例えば、クレーム中の用語についての定義的記載が実施例中に欠けている場合)にその記載を補充したりするといったことが、高品質(=高付加価値)であると考えます。そして、このような高品質の特許翻訳は、豊富な特許実務経験を持つ翻訳者が翻訳するエムズパットだからこそ可能なサービスです。

 また、ほとんどの翻訳会社でネイティブチェックを行うと言いますが、技術者でも言語学者でもないネイティブが行うチェックにどれほどの意味があるのか不明なことが多く、そのネイティブが出願(発明)の内容まで理解して技術的により良い英語表現に修正するといった、お客様が本来求めるネイティブチェックは到底期待できないでしょう。単に集客のために、敢えてあまり意味のない「ネイティブチェック」を売りにしている翻訳会社が多いのかもしれません。
 この点、エムズパットは、これまでの多数の外国出願関連の実務を通して、文法的にも技術的にもネイティブチェックを必要としない英文作成ができる翻訳者が担当します。つまり、エムズパットは、「ネイティブチェック」はそもそも不要と考えています。

 
 そして、翻訳の料金と品質とのバランスは難しい問題ですが、いわゆる一品製作作業であり、同じ日本語の用語であっても発明の内容に応じて使用する英語を適切に選択する必要のある特許翻訳は、大量生産や機械的な置き換え翻訳によるコストダウンは不可能です。このため、「低料金=低品質」が当然のように成り立ちます。翻訳会社に支払う料金を抑えても、納品された英文の修正に多大な時間と労力を費やし、結果的にコストが高くなったという話もよく耳にします。
 この点、エムズパットでは、高品質(=高付加価値)の特許翻訳こそ、お客様においてトータルで考えたコスト抑制に繋がると考えます。したがって、エムズパットは表面的な「低料金」を売りには致しません。
 なお、エムズパットでは、ご希望があれば、発明の背景説明(background of the invention)を見直します。多くの国内出願でこの項目を書き過ぎており、そのほとんどが特許性に影響しない無駄な記載になっています。このような記載はカットして、無駄な翻訳料金を抑えるのも1つの方法です。

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